こんにちは。まつけんです。
前回は、働き方の多様性ということで、
「個人」により一層スポットライトがあたるような時代になっていること、
さらに、個人でもお金を稼ぐことが以前よりも
ずいぶん容易になってきているというお話をしました。
その中で、少し触れた、
「淘汰されていく仕事」に今日は注目したいと思います。
「淘汰」っていうと、ちょっと怖い感じがしますが、
例えば、
【電話交換手】っていうお仕事をご存知でしょうか?
電話というのは、もともとは直通ではなかったんですね。電話を掛けると、最初に電話交換手に繋がります。そして、交換手が回線を手動で繋げていたんです。これは、少し前の時代の話ですが、現在のような直通で繋がる電話というのは、当時の人からしたら画期的な技術革新なのです。
技術革新とグローバリゼーションによって、仕事というのは大きく変わります。
そして、ここ数年で、おそらく、これまで当たり前にあった仕事というのは、かなりの数の仕事が淘汰されていくと思います。
企業からしたら、1番お金がかかっているのは、「人件費」であることは、周知の事実でしょう。
できるだけ、人件費にお金をかけないように、海外に工場を置いたり、
また、外国人雇用を増やすなど、これまでもずっと人件費を削減していく流れがありました。
しかし、ここ数年、さらに、現場では大きな革命が起きようとしています。
それが、「機械化」です。
作業用ロボットや、機械によって、これまで人が行ってきた仕事が奪われるという出来事が
起こってきています。
例えば、大手の企業ほどそういった「効率化」を行っているでしょうし、
単純作業はどんどん機械化が行われています。
機械だと、人がミスをするような心配もなく、
すべて正確に行ってくれることから、
安心感もありますし、作業効率も数倍良いでしょう。
ですので、機械ができることはどんどん機械に任せていけば良いというのが現状です。
そういう意味では、今の「単純作業」的な労働は、
どんどん淘汰されていくでしょうね。
「誰にでもできる仕事」は機械化が進むという点。
単純作業などは、むしろ機械やロボットの方が力を発揮できると思います。
1日中やれてしまいますからね^^;
あとは、便利なものが発明されれば、
専門的な仕事であっても、その地位を脅かせることはあるでしょう。
個人的に「通訳」という仕事は未来では、
無くなるのではないかなと感じています。
それは、翻訳機の著しい発達が進むと、
その場で言葉を理解し、正確に翻訳してくれるシステムは、
そう遠くない未来に開発されるのではと感じます。
そうなれな、誰もが世界中の人と通訳なしに話ができる未来ができあがります。
意外にこれはリアルにあると思いえてきます。
仕事は、価値の基準が、「人にしかできない」ものにシフトしていくでしょうし、むしろ、「その人だけ」にしかできないものにシフトしていくようになると思います。
そういう意味でもやはり、「個人」に価値が置かれる時代になるということです。
インターネットの特徴として、無料で情報が手に入るというのは前回説明しました。
これって当たり前のことなんですが、実はすごいポイントだったりします。
今までは、知識やノウハウ・技術を手に入れるまで、本を買ったり、ビデオを買ったり、何かしらお金を投資していたと思います。
しかし、これだけ、インターネットが普及すると、
さまざまな人たちの興味・関心から、自分の持っている役立つ情報を
発信するようになります。
するとどうなるかというと、知識のネットワークができあがります。
必要な情報を知りたい人が無料で見れる時代。
これがインターネット時代のすごい点です。
例えば、このインターネットそのものを、人類の巨大な知識の塊と仮定すると、
そこに誰もが自由にアクセスできるというのは、
それを学びたい意志さえあれば、誰でも賢者になってしまえる時代なんですよね。
もちろん、すべての情報が正しい情報かという点は、
十分に取捨選択する力も入りますが、
それ以上に、これ自体がすごいことだと思います。
そういう時代に生まれた僕らの使命みたいなものがあると思っています。
それは、何かと言いますと、
それぞれの、「興味の追求」です。
自分の興味のあるものについて、深く追求すること。
それが、人の役に立つものになるからです。
これだけ多種多様な人がいれば、人の興味もさまざまです。
自分では全く役に立たないと思っているような知識や、技術も
世界のどこかの誰かには、喜んでもらえる、笑顔にできるものかもしれません。
だからこそ、「出す」ことが大事なのですね。
惜しみなく。
それを出してあげるのです。
さて、そろそろの本題、「仕事」について、
次回は考察していきたいと思います。
今日も読んでいただいてありがとうございました。