仕事には以前から、3Kと呼ばれる きつい仕事があることは学校で習ったんじゃないでしょうか?
以前の3Kといえば、「汚い、きつい、危険」と呼ばれる仕事でした。
土木業や病院業、介護業などが思い浮かぶのですが、
社会のためにこれらのお仕事に携わっておられる多くの方に
本当に感謝と尊敬の念を私自身持っています。
ですので、少しでも、その労働環境条件の改善を願っています。
これらのお仕事は、もちろん現代でも3Kのお仕事と言えますが、
最近では、さらに労働環境から、新たな仕事の3Kが現れてきているようです。
例えば、「帰れない(K)」や、「心が病んでいく(K)」
「給料が上がらない(K)」
など。より具体的な内容になってますね。
ブラック企業という言葉が現れ出してきたように、
一般企業によく見られる事象が現代版3Kといったところでしょうか^^;
ただ、探せばもっと、Kはあるでしょうね^^;
例えば、「厳しい上司(K)」「客からのクレーム(K)」「体に悪い(K)」など。
仕事をしていれば、どんな仕事にも当然きついことがありますが、
どうそれを捉えていくかで、それぞれ考え方も変わっていくでしょうし、
人によっても、それがきついかどうかは変わってくるでしょうね。
昔は、下水の設備が整っていなかった頃は、
汲み取り式のトイレだったので、
よく、バキュームカーのおじさんが来てくれていましたが、
あれも、まさに3Kの仕事ではないかなあと子どもながら思っていました。
(その分お給料は良いということでしたが実際はどうなんでしょうね^^;)
個人的には、仕事そのものの内容よりも、
働く職場での人間関係の問題などで心が病んでしまう人もかなり多いように思います。
現代では現代の、さまざまな悩みがあるんですよね^^;
動物を屠殺しなければならない仕事。これは本当にきつい仕事だと思います。
他にも、クレーム対応なども、精神的にきついだろうなあと思います。
日本は職業選択の自由がありますが、海外などでは生まれつきの身分などで、
職業が決まる国もまだまだあります。
日本も江戸時代までは士農工商がありましたからね。
そういう意味で、職業を自由に選べることへのありがたさを本当に感じます。
インドで、飲食店に入った時、
ホールスタッフの店員さんのカーストを教えられたのですが、
かなり上のカーストの人しか、この飲食店の店員はできないのだと言います。
なぜかというと、位の低い人が、位の高い人へ料理を出すことは無礼にあたるからです。
ですので、カースト制度のある国で、一般的に料理屋のスタッフさんは、
カースト的に位の高い人が多いようです。
こういった海外事情も知りながら、現代のお仕事について考えてみるのも良いですね^^
さて、話を戻して、もう1度「現代版3K労働」について見ていきたいと思います。
日本人に見られるのが、現代では「精神的苦痛」に分類されるものです。
クレーム処理や、束縛時間の長さなど精神的な苦痛を
訴える人が増加しちる傾向にあるようです。
一方、肉体的な労働の苦痛も依然としてあるわけですが、
例えば、昔からある3Kは今、外国人労働者に一部が委託されるようになっています。
働き場所が多い日本では、汚い、きつい、危険な仕事は誰もがやりたくないので、
避けられる傾向があります。
会社としては、それをやってくれる人材を求めるわけですが、
そこで心強い救世主が外国人労働者の存在なのです。
今や、多くの仕事で外国人労働者の存在によって、
日本の社会は支えられているのです^^
次回はそんな外国人労働者についてお話していきます。
今日も読んでいただいてありがとうございました。